第21回 ゆらゆらさらら~川の歌、大空へ~ 〔団員27名、準キャスト2名〕
令和5年9月9日(土)・10日(日)
あらすじ
夏の夕暮れ。
川岸に、運動会の練習をさぼった中学2年生のナツキがいた。
同級生のリンたちがナツキを見つけ怒っている。
その様子を伺っていた見知らぬおばあさんが語り出した。
「あのひとりぼっちの白鳥を見てごらん。ああして仲間が帰ってくるのを待っているんだなぁ」
「待っていたって無駄なのに…」
ナツキは白鳥に向かって石を投げた。白鳥は飛び去った。
すると「かごめかごめ」の歌が聞こえてきた。
そのままナツキたちは、怪しい『ミズナシガワ』へ迷い込む…。
子どもこ心は、水面のようにゆらゆら揺らめいています。
伝えたい思いが小川のようにさらさらと流れ出したとき、
誰かの心と出会うのかもしれません。