第13回公演について |
あらすじ |
とある大学の歴史サークルの所属する省吾、謙一、里菜、明美の4人は、坂上田村麻呂の東夷征伐を調べるため、登米市迫町の市街地にほど近い「山王の桜」を訪れていた。 想像を超える巨樹の神秘さに圧倒されながら、山王の桜を見守る4人。そのうち、明美が桜の幹に手を触れた。すると、明美の様子が一変した。8世紀ごろに登米市南方町の大嶽山一帯を治めていた古代エミシ・大嶽丸の妻、鈴鹿の魂が乗り移ったのだ。鈴鹿に導かれて、4人は約1,200年前の登米市にたどり着く…。 そこでは、勢力拡大を企てる坂上田村麻呂軍と、大自然に抱かれた暮らしを守りたい大嶽丸軍とのにらみ合いが続いていた。無用な争いを避け、北の大地とそこに住む仲間を守りたいと願う大嶽丸。朝廷からエミシ討伐を命じられ、心を鬼にしなければならない征夷大将軍の田村麻呂。和平を望む思いとは裏腹に、雌雄を決しなければならない2人だった…。 互いに権謀術数を繰り広げる2人。彼らはついに激突する。その結末は。田村麻呂に滅ぼされたとされる大嶽丸。その真相はいかに…。 |
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